パナソニック、雑音を低減してクリアに再生するICレコーダー [パナソニック]
パナソニックは、ICレコーダーの新モデル「RR-US330」を発表。9月17日より発売する。
エアコンの音など、周期性のある雑音を再生時に低減する「ノイズキャンセル再生」機能を搭載したICレコーダー。小さな音と大きな音をバランスのよい音量に調整して再生する「音声レベル自動調整」にも対応した。さらに、「おけいこ」「会話」「講義」などのシーンごとにおすすめの録音設定を用意した「録音シーンセレクト」機能も備えている。
本体は薄型ボディを採用し、USB端子を装備。USB接続ケーブルを使わず、パソコンに直接接続して、データをやり取りできる。USBメモリーとして活用し、文書データや画像データを保存して持ち運ぶことも可能だ。
主な仕様は、内蔵メモリー容量が2GB。録音可能時間は、XPモノラルが約22時間、LPモノラルが約44時間、SLPモノラルが約133時間。電源は単4形アルカリ乾電池×1を使用し、電池持続時間(録音時)は、XPモノラルが約26時間、LPモノラルが約27時間、SLPモノラルが約34時間。本体サイズは37(幅)×107.5(高さ)×15(奥行)mm、重量は約50g(乾電池含む)。ボディカラーはブラックの1色のみ。
このほか、前方正面の音を強調して録音する「センター強調クリアズーム録音」やシーンに適した設定で録音できる「録音シーンセレクト」を搭載したICレコーダーの新モデル「RR-XS460」「RR-XS360」を10月15日より発売する。「RR-XS460」は、AMラジオ番組がFM放送で聴ける「ワイドFM(FM補完放送)」にも対応した。
価格はいずれもオープン。
パナソニック、「ズーム録音」塔載ICレコーダー4機種 [パナソニック]
パナソニックは、ICレコーダーの新モデルとして、「RR-XS700」「RR-XS500」「RR-XS450」「RR-XS350」の4機種を発表。9月14日より発売する。
いずれも、前方正面の集音性にすぐれ、セミナーや講義などに適した「ズーム録音モード」と、バランスよく周囲の音を集音し、会議などに適した「ステ レオ録音モード」を搭載。用途に合わせてワンタッチで切り替えて使用することができる。また、「XS700」は、「可動式ズームマイク」を塔載しており、 前方の音をよりクリアに録音することが可能だ。
機能面では、「RR-XS700」「RR-XS500」「RR-XS450」の3機種に「フォーカス再生」を塔載し、前方、左、右の特定方向の音声を強調して聞くことが可能。エアコンなどの周期性のあるノイズを低減させる「ノイズキャンセル再生」機能も装備する。
さらに、4機種に業界初となる「シャドーイング再生」機能を搭載(2012年8月29日現在)。「シャドーイング再生」は、トレーニングしたいA- B区間を設定し、再生音(お手本)とほぼ同時に発声してトレーニングを行える機能。この方法を繰り返すことで、英会話などの語学力向上に役立つという。
「RR-XS700」「RR-XS500」「RR-XS450」の3機種は、内蔵メモリー容量が4GBで、ステレオ録音を採用。FMラジオチュー ナーを搭載する。外部メディアは、microSDHCメモリカードに対応。電源はニッケル水素充電式乾電池「HHR-4AG」×1を使用。USB充電に対 応する。「RR-XS700」の本体サイズは38.5(幅)×122.2(高さ)×15.7(奥行)mm、重量は約68g(電池含む)。「RR- XS500」「RR-XS450」の本体サイズは38.5(幅)×102.5(高さ)×14.8(奥行)mm、重量は、「RR-XS500」が約55g、 「RR-XS450」が約54g。
「RR-XS350」は、内蔵メモリーが2GBで、モノラル録音を採用。外部メディアは、microSDHCメモリカードに対応。電源は4形アルカリ乾電池×1を使用。本体サイズは38.5(幅)×112.7(高さ)×14.6(奥行)mm、重量は約50g。
価格はいずれもオープン
ICレコーダーで録音した効果ONを是非ここで聞いてみてください。効果ON!
パナソニック、ラジオ録音モデルなどICレコーダー6製品発表 [パナソニック]
パナソニックは4日、ICレコーダー6製品を発表した。ラインナップは、スピーカークレードル付きモデル「RR-RS150」「RR-
RS250」、リニアPCM録音にも対応した多機能モデル「RR-XR820」「RR-XS650」「RR-XS410」、シンプルなモノラル録音専用モ
デル「RR-US300」となっている。発売は9月8日。価格はいずれもオープンで、市場価格は、RR-RS150/250が3万円前後、RR-
XR820が2万円前後、RR-XS650が1万5,000円前後、RR-SX410が1万円前後、RR-U300が6,000円前後と予想される。
左から、多機能タイプの「RR-XR820」「RR-XS650」「RR-XS410」、シンプルモデルの「RR-US300」 |
スピーカー付きクレードルが付属する「RR-RS150」(左)と「RR-RS250」(右) |
今回発表したモデルは、同じパナソニックグループの三洋電機が発売している「Xacti SOUND
RECORDER」をベースとしたモデル。現在同社が進めているラインナップ統合によって、パナソニックブランドより発売される。しかし、単にブランド名
を取り替えただけでなく、細かな部分での改良が加えられている。
まず、多機能モデルのRR-XR820/XS650/XS410。RR-XR820は「ICR-PS515RM」をベースとしたモデルで、録音シー
ンに合わせて、X-Y/ズーム/ワイドとポジションの切り替えが可能な「3WAYロータリーマイク&低域補正マイクシステム」の搭載が特徴。
RR-XS650は、同じく「ICR-PS511RM」をベースとしており、飛び出す「指向性ズームマイク」と無指向性ステレオマイクの搭載が特徴。
RR-XS410は「ICR-PS401RM」をベースとしており、固定式のステレオマイクのみを搭載するスタンダードなリニアPCM対応モデルとなって
いる。メモリ容量は、RR-XR820が8GBで、他の2モデルは4GB。microSDメモリーカードスロットも装備しており、長時間録音にも対応でき
る。これらの3製品の三洋電機製モデルとの違いは、FMチューナーの搭載。受信だけでなく、FM放送からの録音も可能だ。
スピーカークレードル付きモデルのRR-RS150/250は、FM/AMチューナーを搭載し、ラジオ録音機能を充実させたモデル。予約録音は最大
20件までで、1回のみ、毎日、曜日設定、日付設定の4種類の予約方法を利用できる。クレードルには、アンテナ延長端子やAM用のループアンテナ接続端
子、FM用のロッドアンテナ(RS250のみ)も装備する。メモリーは内蔵しておらず、microSDHCカードを録音媒体として利用する。三洋電機製の
「ICR-XRS120MF」との違いは、付属するメディアの容量。三洋電機製では2GBだったメモリーカードが、パナソニック製では4GBに増やされて
いる。また、RR-RS150は、オリジナルのデザインを採用する。さらに、ICR-XRS120MFでは、電源がACアダプター、または専用のリチウム
イオンバッテリーとなっていたが、RR-RS250では、ACアダプターまたは単3形電池×2本となっており、製品にはNi-MHが2本付属している。
RR-US300は、「ICR-B002RM」をベースとした製品で、音声ガイドの装備や文字の大きな液晶など、簡単な操作が特徴。三洋電機製ではHQ/HQLP/LPと3種類あった録音モードがHQ/LPの2種類になり、さらにシンプルになっている。
なお、同社によると、パナソニックブランドのICレコーダーがすべてXacti SOUND
RECORDER由来のものに置き変わるというのではなく、従来よりパナソニックブランドで発売されていた「RR-XR800」などのICレコーダーも、
今後とも継続していくとのことだ。
品番 | RR-XR820 | RR-XS650 | RR-XS410 | RR-RS150 | RR-RS250 | RR-U300 |
---|---|---|---|---|---|---|
内蔵メモリー | 8GB | 4GB | 4GB(microSDHCカード付属) | 2GB | ||
リニアPCM録音 | 44.1kHz/48kHz | - | ||||
質量(電池込み) | 約59g | 約49g | 約44g | 約67g | 約102g | 約50g |