オリンパス、Wi-Fi搭載でスマホと連携できるICレコーダー

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オリンパスイメージングは、ICレコーダー「Voice-Trek（ボイストレック）」シリーズのハイグレードモデル「Voice-Trek DS-901」を発表。12月6日より発売する。

同社のICレコーダーとして初となるWi-Fi機能を搭載したのが特徴。スマートフォンやタブレット端末と連携して、録音開始、停止などの操作を手 元から行うことが可能だ。話者との距離が離れざるを得ないような使用条件では、レコーダーを近くに置いて自席からスマートフォンで遠隔操作、クリアな録音 を行うといった使い方を可能にしている。

また、Wi-Fiの接続認証は、本体に表示されるQRコードをスマートフォンなどのカメラで読み込むだけで、設定することが可能。スマートフォンの 専用アプリ「Olympus Audio Controller」は、App Store（iOS）、Google Play（Android）から無償で提供される。

さらに、スマートフォンやタブレット端末のカメラ機能を活用して撮影した写真を、録音データの中にインデックスマークとして、記録できる 「Visual Index（ビジュアル インデックス）」機能を搭載。録音中の重要な場面をスマートフォンで撮影、専用アプリ「Olympus Audio Controller」のタイムライン上に撮影した画像のサムネイルを表示できるので、検索性が格段に向上するという。時系列で音声と画像がリンクし視覚 的にチェックができるため、資料性の高い記録として残すことが可能。画像はタッチすると拡大され、細かい撮影内容を見ることもできる。

操作性では、ディスプレイに2型カラー液晶を搭載し、モードや動作状態を色分けして表示することで、視認性を向上。ホーム画面には、新開発のアイコ ン式GUI（グラフィカルユーザーインターフェース）を採用しており、本体の十字ボタンと位置関係を合わせたことで、より直感的な操作が可能になってい る。

録音性能では、S／N比を向上させた低ノイズ設計のステレオマイクを搭載。90度の角度でV型にボディに配置された構造で、自然な拡がりとクリアな ステレオ感を実現している。最新の指向特性制御技術を使用し、マイクの指向性を10段階から調整できるズームマイクモードも備えており、録音する環境に最 適な特性を選ぶことができる。

このほか、録音方式は、リニアPCM（WAV）形式、MP3、WMAに対応。内蔵メモリーは4GBで、SD/SDHC/SDXCカード（最大 64GB）の利用も可能だ。バッテリー駆動時間は、リニアPCM形式（44.1kHz/16bit）の内蔵ステレオマイク録音時が約20時間（録音モニ ターON時）。本体サイズは51（幅）×115（高さ）×17.9（奥行）mm。重量は105g（電池含む）。

市場想定価格は23,000円前後。

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タグ：ICレコーダー Voice-Trek ボイストレック リニアPCM ステレオマイク MP3 Visual Index